活動アルバム活動アルバム活動アルバム 市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。

活動アルバム
活動アルバム

市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。

【ジオイベント】ジオパーク全国大会 分科会

10/27-29(火-木)の日程で第6回日本ジオパーク全国大会が開催されました。
当アルバムでは、分科会のことを報告します。

私は第5分科会「みんなで作ろう!ジオパーク教育のスタンダート」にコーディネーターとして参加しました。
人生初のコーディネーター、それが全国大会ということでおそらく7月ぐらいから準備を始めたのではないかと思います。約4か月平常業務を進めると共にこちらの作業も平行して行いました。

内容ですが、現在教育WGというものを立ち上げ、ジオパーク教育のスタンダート(基準)を策定するために活動しています。そのスタンダートはゆくゆくJGCの審査項目に入れていきたいという目標をもったものです。

それを多くの参加者がいる全国大会の場で、多くの参加者と議論をしながら、現案に修正を加え、改良していくための場として分科会を開催しました。参加者には現役の先生から教育委員会の人、ガイドや事務局など多種多様なメンバーが参加しました。

これが全国大会のいいところです。年1回このような場でするべきことをしないとあまり意味がなく、その意味では教育は意味のあることができたのかなと思います。


初日(10/27)は事例報告を室戸ジオパーク、とかち鹿追ジオパーク、萩ジオパーク構想の担当者から報告をしてもらいました。

その後、WGで作成したスタンダート案を参加者に検討してもらい、その後班で議論で検討内容について議論をしてもらいました。(検討:1~5点の評価をつけてもらう。得点が低いほど容易に実現可能、得点が高いほど困難である。)

2日目(10/28)は引き続き前日の作業を行ってもらいました。

その後、班でスタンダートに相応しいか相応しくないかを決めてもらい、その得点を集計しました。得点上位から参加者で意見交換をしていくという流れで進めました。
進行もなかなかうまくいかず、時間があまりなくて途中で終わってしまいましたが、有意義な時間を提供することができたと思っています。

ジオパーク教育に関する全国大会の分科会は室戸大会以来およそ3年ぶりとなりました。
つまり、ここがまたリスタートの場となったことでしょう。

教育に関してはまだまだやるべきこと、決めるべきことが多く、また整理もしていかないといけないものです。

ユネスコの正式事業となった今、ESD,ユネスコスクール等もジオパークとどうコラボ出来るか検討していくべき課題でありますし、そもそもジオパーク教育って?という点も色々な情報媒体に掲載するときにある程度の統一感が必要だと思います。なので、この点に関しても再検討していく必要があると思います。他にも事例集も蓄積をしていくことで知識の経験と共有に繋がります。これもやるべきことですね。

慌ただしい日々が続くジオパーク業務ですが、時間を見つけながら先ほど掲示した多くの課題について取り組んでいきたいと思います。
(事務局:蒔田)