本日、地域づくり人養成講座にて講師を務めました。
地域づくり人養成講座とは、ＥＣＰＲ(愛媛地域政策研究センター)が主催する地域づくりの担い手を育成する講座です。
私も昨年、受講したこの講座ですが、今年はなんと講師としての登場でした。せいよ地域おこし協力隊も毎年積極的に参加をしています。

午前中は現地学習ということで、「ジュラ紀の化石産地」「穴神鍾乳洞」へ案内しました。
ジュラ紀の化石産地では私が案内しました。ここには石灰岩、砂岩、チャート、泥岩といろいろな石が存在するメランジェという場所で、昔は海の中だったことを話すると非常に驚かれていました。後、大人も化石にはいい反応をしてくれます(笑)

午後からはワークショップでした。
その前に私からワークショップに対する課題提供ということで、ジオパークについての講演を行いました。

その後は各班にて「ジオパークの様々な場所への普及方法」について考えてもらいました。

受講生からは「難しい」「なかなか思いつかない」など、悪戦苦闘されていました。
推進員の私たちが常に考えているようなことについて、初めてジオパークを知ってそのあとすぐに考えろと言っているのですから。
時間はたっぷりあったので、その中に入ったりして、一緒に2時間考えました。
発表では各自いろいろな意見を出してもらいました。

今回、このような場所でいろいろなジャンルの職種の人に考えてもらえたということが一番の収穫でした。
このようなワークショップを開催することが実は一番の普及方法だったりするのかもしれません。

私自身、このように講師をやらせていただくことで新たな発見、気づきを得ることもできました。
今後の業務に活かしていければと思います。